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近代産業遺産アート再生プロジェクト まか通ブログ

夏の思い出その3 熊野観心十界図・地獄絵絵解き(井澤)

こんにちは!
まか通2回生のいざわです。

さて、今日は夏の思い出第三弾『熊野観心十界図・地獄絵絵解き』です。
このイベントは8月8日に東山区にある西福寺さんで行われました。

今年で9年目を迎える地獄絵絵解きですが、
今年の定員25名のところ、イベント当日には31名のお客様にご来場いただきました!
ご来場されたみなさま、誠にありがとうございました。


イベントは第一部、二部とで構成されており
第一部では、ロイヤルハンチングス、クラリネット奏者の瀬戸信行さん、
コントラバス奏者の熊坂義人さんによる演奏がありました。
第二部では、関西学院大学教授である西山克(まさる)先生による地獄絵絵解きが行われました。


では、第一部から少しご紹介。

ロイヤルハンチングスのお二人による演奏は会場にいるお客様の心をぐっと
わしづかみにするような素敵な演奏で、西山先生の地獄絵絵解きへ聴いている人を
導いていくようでした。



全体

お客様も西山先生もお二人の演奏に釘付けです!!


瀬戸さん1

クラリネット奏者の瀬戸信行さん。毎年楽士さんとしてご協力いただいてます。



熊坂さん

コントラバス奏者の熊坂義人さん。コントラバスからなる低音が魅惑的です。


地獄にちなんだ曲を演奏してくださるのですが、そのなかでも
『蜘蛛の糸』という曲が印象的でした。

この曲は芥川龍之介の蜘蛛の糸を題材にしており、
曲の最中には実際に蜘蛛の糸が切れる音もあり、これにはお客様も

『実際に糸が切れる音が聞こえて鳥肌がたった!!』

という声もありました。

来年の楽曲も楽しみですね……!




そして、いよいよ第二部では地獄絵絵解きが始まります。

西山先生2


西山先生は絵解きを始める前にこんな一言を。


『今日一人でも多くの人が極楽より地獄へ行きたいと思ったなら、私の勝ちですね!』
と、おっしゃっり会場をわかせました!!



そして、西山先生の絵解きがスタートします。
今回は、スライドを使っての絵解きを試みてみました。
例年とはまた違った雰囲気の中で行われました。

西山先生


西山先生はほんとうに楽しそうに絵解きをしてくださり、
先生の地獄への愛が感じられます。笑そんな先生がお話してくださるのだから、
お客様も真剣に耳を傾けてお話を聞いておられました。



私は、先生が最後にお話されていた内容がとても心にささりました。
地獄は『愛と悲しみと執着の場所なんだ』という言葉がありました。


地獄はなにかに執着するとおちるものなんです。
しかし、人を愛することは執着心からくるものであります。

つまり、人を愛することなく、執着することがなければ極楽に行けるのです。
極楽には愛がないということですね。

私はこの世で誰も愛さず、
執着せずに生きていくことははたして幸せなのだろうか。と考えさせられました。
親から子への愛情や家族に対しての愛情、友達や、恋人など私たちは
たくさんの愛情、執着心の中で生きているのにそれを無しに生きることは
たぶん無理なんじゃないかなと思いました。


そして、最後に西山先生が会場のお客様に地獄絵行来たい人!
という質問に、最初にくらべて数人ですが増えており西山先生は

『今回は、私の勝ちですね!』と笑顔で絵解きを終わられました!

今回の地獄絵絵解きは、少しウルッときました。
地獄は人間らしさの塊みたいなものだなと私は思いました。


地獄におちても、それまでの人生よかったなと思えるなら私は地獄もありかなと思えましたね…




さて、次は『地獄絵のおはなし』の更新です!!
お楽しみに。
以上、いざわからでした。



















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